今年の Oktoberfest は 10/ 5 - 10/22 で行われました．オクトーバフェスタの歌の中では 17 日間と言っているのですが、数えてみると 18 日です．夜の回数を数えているのかもしれないです．

今年の 1 回目は 9 月中旬にホテルを取り、10/14 から 1 泊で行き、ブラジル留学等で来ている日本人の方や、その友人のブラジル人達と夜の会場へ繰り出しました．この時は 10/12-14 が祝日の関係で 4 連休のところが多く会場も大混雑．4 つのパビリオンと今年から設けられた屋外ステージ、店舗内外だけでなく、会場全てが人で埋まっていました．

しかし、目覚まし時計の設定ミスから翌朝に起きる事が出来ず、パレードを見ることが出来ませんでしたが、この悔しさを挽回すべくチェックアウト時に翌週土曜日の予約を入れて引き上げました．

翌週 10/21 は、会社の同僚のブラジル人と車で行きましたが、その際にこの祭りの由来などを教えてもらいました．

曰く、18 年ほど前に Blumenau ( ブルメナウ ) 市付近で大水害が在った際に、町おこしの為に祭りを計画したのが事の始まり．ブラジル各地に宣伝用Ｔシャツ、例えばリオならば表に「リオには酔っ払いは一人も居なくなった」裏に「ブラジル中の全ての酔っ払いはブルメナウに集まっている」と云った類の言葉が書かれた物をばらまき宣伝した結果、数十万に及ぶ観光客が集まって、それ以来毎年の恒例になったとの事．ちなみに今ではサンタカタリナ、パラナ州の多くの街ではこの時期に同じような祭りが行われるようになっています．

10/21-22 には、目覚まし時計を 2 つ持って行った事も功を奏し、朝も起きれてパレードを見ることが出来ました．毎年同じ町からバンドが出演してパレードを行っていますが、それぞれ工夫を凝らしたパレードを行うため、退屈することなく見ることが出来ます．

ブルメナウ市周辺の道路では、今年に入ってから速度監視用レーダーが多量に取り付けられ、運転には気を使います．また、ブルメナウ市内も唯でさえ谷沿いの曲がりくねったややこしい道路に加え、これも今年から速度監視機が多量に設置されています．さらに恐ろしい事に、この街では上の写真の標識にもあるように、市内の一部の道路が左側通行となっており、右側通行で走っていて、途中の交差点から左側通行、曲がった途端右側通行、と非常に走り辛く、また危険な状態です．特に祭りの期間中は全車飲酒運転状態になるため、車で行く場合には注意が必要です．

今年は新たに買ったばかりの AF 一眼レフをデビューさせてみましたが、やっぱりこういうものを撮る時には、高性能機よりも使いなれたものの方が、遥かに安定した結果を出せるものだと改めて痛感しました．

2000/10/14-15,21-22