Zona Rural - Paraná













クリチバに限らず、ブラジルでは都市と都市の間に距離があるため、街から一歩外に出ると、農場なり原生林などが広がっています.

クリチバでも車で離れると、道沿いには針葉樹が並び、両脇には農場が広がっています.パラナ州東部のクリチバ近郊は気候が冷涼なため、樹木は針葉樹で、まるで北海道のような景色が続きます.

この辺り一帯で目に付くのは、Pinheirão ( パラナ松 ) で、巨大なきのこのような奇異な姿が特徴です.

パラナ州は、ほぼ全土が高地であり、海に近いクリチバ市が最も標高が高く、川は全て西に流れ、パラグアイ国境のパラナ川に注ぎ、アルゼンチンを経由して大西洋に注ぎ込みます.

そのため、平野というものが存在せず、また、目だった山も存在しませんが、街も郊外もひたすらゆるい起伏が続いています.

車でいくら走っても景色は変わりませんが、街に近づくと、忽然と光り輝く高層ビル群が視界に入り驚かされます.これはクリチバ市でもポンタ・グロッサ市でもロンドリーナ市でも同じで、パラナ州の都市は、人口規模に比べ、やたらと高層建築が多いため、ある丘陵を越えると、突然数十階建ての高層建築が目の前に林立していたりします.

このページでは、Curitiba - Ponta Grossa 間の街道沿いの景色を紹介します.午後のドライブの気分を味わってください.


1998 - 1999

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