お盆の帰省 ( 神戸、萩、鳥取、鎧 ) 2005/ 8/14 - 8/19
2005 年お盆休みの帰省日程
- 8/14 東京 8:06 - 10:59 新大阪 : ひかり403 号
- 8/14 神戸 18:30 - 8/15 6:30 門司 : 阪九フェリー すおう
- 8/15 門司 7:38 - 8:53 新山口 : 山陽本線
- 8/15 新山口 9:06 - 9:43 秋芳洞 : バス
- 8/15 秋芳洞 13:03 - 14:23 東萩 : バス
- 8/16 東萩 13:18 - 14:27 益田 : 山陰本線
- 8/16 益田 15:47 - 19:05 鳥取 : 特急スーパーまつかぜ 12 号
- 8/19 鳥取 11:00 - 11:42 浜坂 : 山陰本線
- 8/19 浜坂 12:31 - 12:49 鎧 : 山陰本線
- 8/19 鎧 13:35 - 14:13 城崎温泉 : 山陰本線
- 8/19 城崎温泉 14:30 - 16:54 京都 : 特急きのさき 8 号
- 8/19 京都 17:09 - 19:30 東京 : のぞみ 20 号
2005/ 8/14
- 最近は盆正月には鳥取の実家に帰省しているが、真っ直ぐ帰るのもつまらないので、あちこち立ち寄るようにしている.昨年の夏は尾道、正月は倉敷に寄ったので、今回は山口の秋吉台と萩に寄る事にし、更に変化をつけるために神戸から門司までフェリーを利用する事にする.事前にネットでフェリーの予約を行い、更に行き帰りの新幹線の指定席と、乗り継ぎ割引を適用するために城崎温泉から京都までの自由席特急券を買っておく.
- 世間のお盆の日程と若干ずれていたためか、新幹線もそんなには混んではおらず、昼前に新大阪に着き、東海道線で三ノ宮まで行って駅のコインロッカーに荷物を預ける.先日テレビで異人館の様子をやっていたので、北に歩いていって異人館巡りをする.天候は雨がぽつぽつ降っていてやたらと蒸し暑い.
- 異人館と一言でいっても結構数はあり、その中では見た感じうろこの家が圧倒的人気のようだ.明治時代の公使などが住んでいたらしいが、歴史を感じるにはちょっと浅いかな.
- 震災後に綺麗に修復した建物よりも、街角の古びた壁なんかの方が雰囲気が出てる気がする.
- 住吉から六甲ライナーに乗って神戸港へ.六甲ライナーは 20 年ほど前に出来たいわゆる新交通システムで、そろそろ古さも感じさせるのだが、瞬間曇りガラスというハイテクを使っていて、マンションの横を通るときには、その区間だけそちら側の窓ガラスが一瞬にして曇って何も見えなくなる.どういう仕組みか知らないがちょっと感動.
- アイランド北口から無料送迎バスで港に行き、フェリーすおうに乗り込む.とりあえず乗船開始と同時に中に入り、直ぐに風呂に行って汗を流し、甲板に上がって遠ざかる神戸の街を見送る.
- 出航後すぐに雨が降ってくるが、ライトアップされた明石海峡大橋をくぐる頃には雨も上がる.その後瀬戸大橋もくぐるが、これらの橋は上部の車や鉄道から見ると、海面から非常に高いところを走っているように見えるのだが、船の高さというのも相当なもので、橋の底部が船の構造物すれすれを過ぎていく.
- 瀬戸内海は波も無くぐっすり眠れ、朝は 5 時半に目を覚まして甲板に上がる.一日晴れそうな日の出だった.
2005/ 8/15 - 16
- 新門司港から門司までは送迎バスに乗り、門司から新山口までは山陽本線の普通電車で行く.新山口はつい最近まで小郡という名前だったが、山口市の意向を受けて改名したらしい.秋吉台行きのバスはキャンプの若者などで満員だった.
- 秋芳洞バス停は閑散としていたものの、最近は殆どが車で来るようで、秋芳洞内は人で溢れ大行列の渋滞となっていた.エレベーターで秋吉台に出るが、今日は激しい暑さでとてもじゃないがうろつく気になれず、予定より 1 本早いバスで萩に行く.
- 東萩から 5 分ほどの民宿で自転車を借りて市内散策.街の中心部は広い綺麗な道になっているが、旧市街には古い町並みが残されて落ち着いた佇まいだ.
- その晩は市内のお寺で毛利輝元公の送り火献灯があり、寺内の 500 基の灯篭に蝋燭が灯されるという事で出掛けてみるが、市内各所のホテルから山ほど人がバスで来ていてこれまた大混雑.それでもナカナカ綺麗だった.
- 翌朝も自転車を借りて市内探検.萩は河口の三角州に作られた町で、市内の至るところに水があって涼しげな雰囲気を出しているが、それにしても暑くてかなわない.去年の夏の尾道も極暑だったが、真夏の市内散策というのもちょっと考え物だな.
- 萩駅に行ってみる.この街の中心駅は東萩駅だが、萩駅も昔の建物のまま資料館などになっている.駅舎は歴史的建造物ということで立派なのだが、駅前にはコンビニの 1 件すら無く、のどかな雰囲気を醸し出している.小さな改札前の空間は待合室というよりも近所の人の憩いの場として使われているようだ.
- 昼ご飯を食べて東萩駅に行き、山陰線の列車を待つ.以前は特急も走っていたが、現在この近辺は余程人口が希薄らしく、普通列車が 2 時間に 1 本ほどしか通っていない.列車に乗って窓の外を眺めると、停まっていく無人駅はホーム上まで夏草が生え、殆ど廃墟に近い.
- 山陰線は太田市までは海岸沿いを走るため、車窓から海が見えていて飽きない.
- お盆も過ぎ、殆どの浜辺に人影は無いが、時々貸切状態の海水浴場の横を通過する.
- 松江付近で日が沈み始める.明日も天気は良さそうだ.
2005/ 8/17 - 8/19
- 鳥取では東浜にある階上海水浴場に行く.去年から行き始めた所で、山陰線の車窓からいつも気になっていた海水浴場だ.国立公園内にあるので水も景色も非常に良く、また近くに浦富海岸海水浴場という大きな海水浴場があるのでここは割と空いている.8/17 は波が高く、ボディボードの人に混ざって浮き輪で波乗りにチャレンジする.
- この海水浴場良いところは、砂浜ながら時々岩があって変化に富んでいる事.岩も砂から生えているので、海藻類も殆ど無い.
- 買ったばかりの防水カメラ Pentax OptioWP で波の写真を撮ろうとするが、なかなかタイミングが合わず、何故か空ばかり写っていた.
- 翌日は更に人も少なくガラガラ状態.季節の終わりを感じさせる.
- 若者が岩の上でずっと何やら語らっていた.
- 帰りは青春18切符のポスターで有名な鎧駅で降りてみる.綺麗な車両の臨時快速も走っているのだが、それは隣の餘部駅には停まるものの鎧駅は通過.餘部鉄橋が架け替えられるということで餘部駅で降りる人は多いのかな.餘部鉄橋上で海の方を車内から撮ってみる.
- 鎧駅で降りる人なんているのかと思っていたが、家族連れや一人旅の人が何人か降り、写真を撮ったりあちこち覗きまわったりしている.ポスターで有名な、ホーム上にある海に向かって置かれたベンチも大分傷んできていた.
- 更に木製のベンチも置かれている.途中反対方向の列車が停まるが、この駅は車内の誰もが車窓風景を写真に撮ったりビデオに撮ったりする場所なので、列車を見ると全ての窓からカメラがこちらを向いていてちょっと引いてしまう.鳥取で買った駅弁を食べ、先ほど同じ列車から降りた人達と一緒に 50 分後にやってきた次の列車に乗って鎧駅を後にする.
- 城崎からの京都行き特急はよく使っているのだが、いつものパターンで始発ではガラガラでも一眠りした辺りで通路まで満員となる.京都からは狙って切符を取った 500 系のぞみに乗り東京へ戻る.
- PentaxLX A28/2,A50/1.4 FA77/1.8 RDP3,RHP3,RVP100 CaplioR1 OptioWP
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